【留学生必見】カナダ バンクーバーの気温と服装について

高層ビルの鳥瞰写真

カナダのバンクーバーへ旅行や留学、ワーホリで来る前に知っておきたい、季節別の平均気温や降水量、気候の特徴、よく見かける服装とあまり見かけない服装について紹介します。

バンクーバーの気候の特徴は?

カナダというと寒そうなイメージがありますが、バンクーバーの気候は日本と同じで四季があります。

気温は、夏は30℃以上を超えることはあまりなく、一方で冬も氷点下を下回ることもあまりないので、1年を通してとても過ごしやすい気候です

しかし、バンクーバーの11月~4月は非常に雨が多く、雨期の期間があります。この気候からバンクーバーは別名レインクーバー(Raincouver)と呼ばれています。

バンクーバーの年間平均気温・降水確率は?

バンクーバーの年間平均気温は約10℃、平均最高気温が約14℃・平均最低気温が約7℃です。

1年で最も暑いのが7月〜8月で平均最高気温は22℃前後、1年で最も寒いのが12月〜1月で平均最低気温が1℃前後です。

ちなみに2021年6月末にバンクーバーは40℃を記録する熱波に襲われました。多くのアパートメントに室内エアコンがないことが一般的の為、厚さ慣れしていないせいか250人以上の人が4日間のうちに亡くなったそうです。

バンクーバーの年間気温推移を表したグラフ

雨季のなかでも11月〜1月には雨が多く降ります。しかし土砂降りというわけではなく、小雨でどんよりとした日が毎日続くといった感じです。降ったり止んだりを繰り返しているような印象です。

バンクーバーの降水量を示したグラフ

多くの人が傘はあまりささず、ジャケットやパーカーのフードで雨をしのいでいます。

四季別の気候の特徴は?

カエデの葉を持つ木
季節 気候の特徴
3月~5月 3月に雪が降ることもありますが、4月には各地で桜が満開となり、5月からは徐々に暖かくなってきます。
6月~8月 晴れの日が多く、湿度も低くとても過ごしやすい時期です。日本のような猛暑はほとんどありません。また午後9時頃まで明るいです。
9月~10月 秋は2か月程と短いですが、紅葉がとても美しい時期です。10月中旬以降は雨が増えてきます
11月~2月 雨期に入り、毎日どんよりとした日が続きます。0℃を下回ることはあまりなく、都市部では雪が降る期間も短いです。

季節別のオススメの服装・よく見かける服装

春(Spring)

4月まではコートやマフラーが必要ですが、5月からは暖かくなりパーカー1枚で大丈夫です。この時期になると多くのカナダ人は半袖Tシャツの装いになりますが、まだ少し肌寒いのでパーカー1枚がちょうどいいかと思います。

夏(Summer)

バンクーバーではTシャツにパンツ姿の人が多いですが、朝晩は気温が下がることと、店内はとても寒いのでカーディガンなどの羽織りものを持ち歩くことをオススメします。

また日差しが強いのため、帽子やサングラスも必須です。

ちなみにCroped Tops(丈の短い服)は若い人を中心に超人気です。

秋(Autumn)

10月中旬以降は気温も下がり雨が増えるので、暖かい服装が必要になります。

ちなみにバンクーバーでは夏服に革ジャンを羽織ったスタイルをよく見かけます。

冬(Winter)

日本とあまり気温の変化がないバンクーバーですが、カナダの人たちはスタイルよりも寒さ対策を優先します。コートやマフラー、手袋、ニット帽などでかなりしっかりと防寒対策をしています。

厚手のコートにパンツスタイル、スニーカーまたはレインブーツを履いている人をよく見かけます。

↓バンクーバーの冬の必需品をまとめた記事はコチラ

【まとめ】バンクーバーの冬に必要なものは?
カナダと聞くと冬の寒さが厳しいイメージがあるかと思われますが、ここバンクーバーは太平洋側に面し、日本と比較的気候が似ています。その為、バンクーバーには四季があり...

年中見かけるヨガパンツ

カナダでもヨガパンツを普段の格好として着用している人を本当に多く見かけます。

私も初めは少し抵抗がありましたが、スタイルが良く見える為今では休日に愛用しています。オススメはやはりLululemonのヨガパンツです。履き心地が断然良いです。

意外とあまり見かけない服装

スーツ

バンクーバーでは日本のようにビシッとスーツを着ている人をあまり見かけません。

女性のビジネススタイルは、パンツまたはスカートにジャケットを羽織り、フラットパンプスを履いている人をたまに見かけます。

ロングスカート・フレアスカート

日本では定番のおしゃれアイテム「ロングフレアスカート」または「ロングスカート」ですが、バンクーバーではあまり見かけません。

トレンチコート

バンクーバーでは意外とトレンチコートを羽織った人を見かけませんでした。たまにオシャレな人がダウンタウンで着ている印象があります。

黒タイツ

スカートに黒タイツスタイルは、日本の春・秋・冬では一般的なスタイルですが、バンクーバーではあまり見かけません。

マスク

コロナの影響でマスクも一般的になってきましたが、基本的には風邪でもない限り、カナダでマスクをする習慣はありません。

傘(日傘)

雨の日でもあまり傘をさしている人は見かけません。

また日本では紫外線対策のために日傘をさすのが一般的ですが、バンクーバーではほとんど見かけません。バンクーバーはアジア人も多く住んでいるので、一部シニアの方は日傘をさしている印象があります。

何となく見かけない、日本では定番のオシャレスタイル

日本では人気のオフィスカジュアルスタイルですが、カナダでは全体的にゆるっとしたロングにロングを合わせるスタイルはあまり見かけません。

また体型カバーをするような服装ではなく、どちらかというと露出度が高い服装をしている人が多いのが印象です。

まとめ

今回はカナダ、バンクーバーの天候・季節ごとの特徴・服装について記事にしました。

バンクーバーにも四季があり、都市と自然が融合しているバンクーバーならではの季節ごと美しい風景を見ることができます。

また、服装はできるだけ動きやすく、そしてシンプルなスタイルがオススメします。カナダ人のスタイルは、日本のスタイルに比べるとシンプルで少し地味な印象です(笑)

ぜひ参考にしてみて下さい!

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