【解説】バンクーバーでの仕事の探し方と英文レジュメ作成のコツ

今回はワーホリや学生ビザでカナダへ留学に来た方が、どうやって現地で仕事を探したらよいか、レジュメの書き方も含めて紹介していきます。

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仕事探しのポイント

まず求人情報を見る点で、いくつか確認しておきたいポイントがあるので以下紹介していきます。

就労に必要なビザは?

フルタイム・パートタイム・インターンシップと様々な雇用形態の仕事がありますが、就労可能なビザはもちろん、半年以上の残存期間または永住権/市民権保持者のみアプライが可能な案件も多くあるので、アプライする前にはしっかりとその点を確認しておくことが重要です。またビザによっては、月の就労可能時間に制限がある場合があるので、その点もしっかりと管理をしないと、その後のビザ取得に影響を及ぼす可能性が高くなります。

将来のビザサポートは?

企業が従業員のワークビザをサポートするには、かなりの手間とお金が掛かります。その為ビザサポートを一切受け付けないところや、一方でサポート経験が豊富なところと状況は様々です。ちなみに、日本人スタッフを必要としている日系レストランや美容師さんなどはワークビザのサポート経験が豊富な企業が多く、取得しやすい傾向にあります。

給与は?チップ制度?

カナダにはチップ制度があり、合計金額の10~20%をお会計時にチップとして支払います。チップが発生する接客業で働く方にとっては、給与の合計金額をかなり大きく左右する点となりますので、応募する段階や面接の時点で、チップがあるのか、平均でどの程度もらえるのかチェックすることをオススメします。ちなみにスタバや、マクドナルド・ティムホートンにはチップ制度がありません。

2022年10月時点のBC州最低賃金は$15.65です。また企業に交通費の支払い義務はない為、含まれない場合が多いです。

職場の英語環境は?

英語を学びにカナダに来ていれば、英語の環境で働きたいと思うのが普通ですが、雇う側も英語があまりしゃべれない方を配置できるポジションにも限りがあります。例えば、キッチンやデリバリーなどお客さんとあまり接しない仕事ほど、働けるチャンスが高いのが現実です。その為キッチン等に限らず、職場の言語環境や日本人以外のスタッフがどの程度いるかなど、確認しておくのも良いと思います。

仕事の探し方

カナダで仕事を探す方法として、日本人向けに掲載されている求人サイト・現地の方に向けた求人サイト・お店に直接レジュメを渡しに行くなどやり方がいくつかありますので、詳しく紹介していきます。

カナダにいる日本人向け求人サイト

カナダにいる日本人に向けて求人を募集しているサイトがいくつかあり、募集要項の記載やアプライに際しても、日本人スタッフの方が日本語で対応してくれるケースが多く見受けられます。主にワーホリや学生ビザ取得者向けの求人が多いことから、日系レストラン・ナニー・美容師などの案件が多いです。

現時点で、求人数が比較的多く頻繁に投稿される求人サイトは数が限られています。

一般の求人サイト

一般の求人サイトから仕事を見つける場合、そのほとんどが長期間働けるビザやビジネスレベル以上の英語力を必要とする案件がほとんどです。バンクーバーやトロントなどの都市ほど求人数はたくさんあり、日々更新されています。街中で見かけるお店や飲食店の求人のほとんどを以下のサイトで見つけることができます。また中には特定の経験を有し、日本語を必要とするオフィスワークの案件もあるので、同時に確認をしてみることをオススメします。

お店に直接レジュメを渡しに行く

ショップ・レストラン・カフェの前には度々スタッフ募集の張り紙を見かけます。募集の記載がなくても、気になるところには積極的に自分のレジュメを配りに行くと、時にはその場で面接をしてくれるケースもありますので、最も効果的に早く仕事を見つけられる方法かと思います。

友人からの紹介

意外とよく耳にするのが友人からの紹介で仕事を見つけるケースです。お店のオーナーさんにとってその友人の評価が良ければ、紹介された側の採用確率も高くなります。語学学校では積極的に、日本人を含めて友人を作ることで、仕事を見つけるチャンスも上がるかもしれません。

英文レジュメについて

現地で仕事のアプライに必須なのが英文レジュメ(英文CV)です。カバーレターも準備をしておくのは良いかと思いますが、絶対に必要というわけではありません。むしろ担当者はレジュメの経歴やスキルを見たいので、カバーレターを読んでもらえないこともあります。カバーレター作成に時間を割くよりも、レジュメの中身を良くする方に時間を掛けるのがオススメです。

作成のポイントは?

  • テンプレを利用する(『英文レジュメ 書き方』と検索するだけで、テンプレが沢山出てきます)
  • 職歴と学歴は「新しい順」に書く(日本の経歴書とは作りが逆になるので注意が必要です)
  • 1枚または多くても2枚以内にまとめる
  • 上部のObjectiveやQualifications欄には、簡潔にかつ活かせるスキルをしっかりと記入する(一番重要な部分です)
  • 特技や趣味は記載しない(日本の履歴書と違って、仕事に関係のない情報は記載しない)

英文レジュメ作成後は、必ずネイティブレベルの方(学校へ通っている方であれば先生など)に一度添削を依頼するのがオススメです。

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