【まとめ】カナダの動物といえば?バンクーバーで見れる動物も紹介

渡航前はカナダにいる動物といわれても、特に何も思い浮かびませんでした。しかし寒い国・自然が多いということから、日本では見れないような動物は多く生息しているんだろうなと想像はしていました。

そのため今回はカナダにいる動物について調べ記事にしてみましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

カナダに生息する動物を紹介

Moose(ヘラジカ)

カナダではビーバーと共に国を象徴する動物とされています。

シカ科では最大種で、夏は単独もしくは数頭の群れで生活しますが、冬になると10頭前後の群れを形成して行動します。ムースを捕食する動物にヒグマ、オオカミ、トラ等の大型捕食種が挙げられます。

生息地はアメリカ合衆国北部、エストニア、カナダ、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、ラトビア、リトアニア、ロシア。

Elk(アメリカアカシカ、ワピチ)

ヨーロッパ人の探検家がヘラジカの一種と誤解し、エルクと呼んだために北米では「エルク」と呼ばれ始めました。

東北アジアおよび北アメリカに生息しており、ワピチはシカ種の中でヘラジカについで2番目に体が大きい種とされています。特に大型の雄は肩高1.7m、全長3m、体重600kgに達することあるそうです。

主な生息地はアメリカ、カナダ、中国、北朝鮮、カザフスタン、キルギス、ブータン、モンゴル、ロシアなどで、メキシコでは絶滅しました。

Canada Goose(カナダ鴈)

北アメリカのカナダとアメリカ合衆国の寒冷地域、およびニュージーランド、アルゼンチン、チリ、フォークランド諸島などの温暖地域に生息し、ヨーロッパ北部に渡ることもあります。

バンクーバーの様々な公園で見かけることができますが、その一方で作物を食い荒らし、騒音、排泄、縄張り意識の問題などで害鳥と考えられることもあります。

グースはお父さん、お母さん二匹で協力をして子育てをします。その為、春から夏にかけて、多くの場所で子育てをするグース一家を目にすることができます。誤って近づきすぎると威嚇をしてくるので注意が必要です(笑)

ちなみにGoose(グース)は単数形の言い方で、2羽以上になるとGuise(ギース)と言います。

↓バンクーバーのダウンタウンにいたカナダギースの様子です。

Beaver(ビーバー)

ビーバーは国獣としてカナダのシンボルの動物です。

河川や湖・池・沼などの周囲にある湿原に生息しています。夜行性のため、夕方や早朝にのみ姿を見ることができ、草食性で、日に2キロもの木の葉や草、木の皮などを食べます。

ビーバーといえばダム作りが得意として有名です。

ビーバーの生息分布図

Black bear(ブラックベア)

体長140㎝~200㎝、体重250前後、大型になると約400㎏にもなります。体毛は主に黒色ですが、褐色の個体もいるなど地域や個体変異が大きいようです。

生息地域は、北はアラスカからカナダ全域の森林地帯から、南はメキシコまでと非常に広範囲です。北アメリカには、およそ60万頭、そのうちカナダには38万頭以上が生息していると言われています。

↓実際にアルバータ州へ行ったときに車から見つけたブラックベアです

Grizzly bear(グリズリー)

最大級の個体は体重が450kg以上に達し、ブラックベアより大型となります。別名「アメリカヒグマ」と呼ばれています。時速50kmほどで走り、泳ぎも得意としています。

生息範囲はアラスカの一部、カナダ東部、南はメキシコ中部までとブラックベアと生息域は似ていますが、生息数が圧倒的に異なり、アルバータ州には約690頭、カナダ全域には2万頭程しか生息していないそうです。

グリズリー生息分布図

↓バンクーバーから車で30分程度のところにある「グラウスマウンテン」では、実際にグリズリー2匹を見ることができます。

グラウスマウンテンに関する詳しい記事はコチラ↓

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Bison(アメリカバイソン)

体高195-201cm、体重500-1179kgにもなる大型のウシ科動物です。森林や草原に生息し、10-20頭の群れを形成して生活しています。

生息地はアメリカ合衆国、カナダ南部、メキシコ、ヨーロッパ各地(ポーランド等)、ロシア南西部、サハ共和国で見られます。

バイソン生息分布図

Coyote(コヨーテ)

北アメリカ大陸に広く分布しており、オオカミの衰退に乗じ、分布を広げつつあります。オオカミより小型で頭胴長75 – 101cm、尾長30 – 40cm、体高60cm以内、体重9-20kg(平均14kg)ほど。コヨーテは単独またはペア、ときに小規模な群れで活動しています。適応力に優れていて、都市周辺部でも見られることがあります。

コヨーテ生息分布図

 Puma(ピューマ)

ネコ科の大型肉食獣で、視力が高いです。森林や低木林・草原・サバンナ(パンタナルやパンパなども含む)・岩が多く植生の点在する砂漠など、様々な環境に生息しています。基本的に単独行動で、北アメリカではオジロジカ、ヘラジカ、ミュールジカ、シロイワヤギ、ビッグホーン、プロングホーン、クビワペッカリーなどを捕食します。

カナダのブリティッシュコロンビア州から、チリにかけて生広く息しています。

Canada lynx(カナダオオヤマネコ)

体長67 – 110センチメートル・尾長5 – 17センチメートル・体重7 – 17キログラム程で、主に針葉樹林や低木林に生息しています。

単独で生活し人前に姿を現すことは少なく、茂みの中や岩陰に生息しています。夜行性で、昼間は藪の中や岩陰などで休み、主にカンジキウサギを捕食し、ヘラジカ・トナカイなどの動物の死骸も食べます。

カナダオオヤマネコ生息分布図

Mountain goat(シロイワヤギ)

体長オス140-190センチメートル・肩高オス90-114センチメートル・体重オス65㎏。アメリカ合衆国、カナダ(ブリティッシュコロンビア州北部)やカナダのロッキー山脈周辺に生息しています。

主に山地に生息し、寒冷地では海岸にも生息。夏季になると標高の高い場所へ移動します。争うことは少ないですが、冬季になると少ない食物をめぐり激しく争うこともあります。

シロイワヤギ生息地

Striped skunk(シマスカンク)

北米のほとんどの地域から北部のメキシコまで広範囲に生息しています。肛門の周辺に臭腺があり、敵に襲われると、強い臭いのする液体を噴出します。バンクーバー市街地でも出没します。

スカンク生息分布図

Raccoon(アライグマ)

日本でも海外からの移入により広い地域に住んでいるアライグマ。

基本的に水辺近くの森林に生息していますが、湿地、農耕地、海岸、都市といった幅広い環境に適応できる能力があります。基本的に夜行性ですが、昼でも活動することがあります。

アメリカにおけるアライグマの都市部への生息範囲の拡大は顕著で、ワシントンD.C、ニューヨーク、シカゴ、トロントなど各地の都市に拡大しています。

↓実際に私が夜中、バンクーバーのダウンタウン(中心地オフィス街)で見かけたRacoonです。とても怯えている様子でした…

アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)、日本に生息しています。

アライグマ生息分布図

Squirrel(リス)

ほぼ全世界に分布しています。主に草食性で、木の実・種子・果実・キノコ・草などの多様多種な植物を食べます。

現生種は5亜科58属285種に分類されていますが、カナダでは主に以下4種類が生息しています。

灰色のリス(Eastern Gray Squirrel)

Eastern gray squirrel - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Eastern_gray_squirrel


黒色のリス(Black Squirrel)

Where Do Black Squirrels Originate From? - Squirrelcontrol.ca
https://www.squirrelcontrol.ca/blog/black-squirrels-originate/


赤茶色のリス(American Red Squirrel)

https://www.nwf.org/Educational-Resources/Wildlife-Guide/Mammals/Red-Squirrel


縞が入ったシマリス(Chipmunk)

https://extension.unh.edu/blog/2018/06/chipmunks-garden

↓バンクーバーでリスト必ず会える公園を紹介した記事はコチラ

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Killer Whale(シャチ)

マイルカ科の仲間では最大の種であり、平均ではオスの体長は5.8 – 6.7メートル、メスの体長は4.9 – 5.8メートル、オスの体重は3,628 – 5,442キログラム、メスの体重は1,361 – 3,628キログラム。最大級のオスでは体長は9.8メートル、体重は10トンに達することもあります。非常に活発な動物であり、また泳ぐ速さは時速60 – 70キロメートル以上。肉食性で、海洋系での食物連鎖の頂点に立ちます。

一般的に冷水を好むが世界中の海に生息しています。主にカナダのブリティッシュコロンビア州・ノルウェーのティスフィヨルド・アルゼンチンのパタゴニア・インド洋のクローゼット諸島などに多く生息しています。

ダウンタウンから車で30分くらいのところにあるRichmondのSteveston(スティーブストン)は港町として栄えていた歴史があり、そこでホエールウォッチングに参加することができます。詳細は以下をご参照ください。

【まとめ】人気の観光地Steveston(スティーブストン)を徹底紹介!
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Bigfoot(ビッグフット)

アメリカ合衆国やカナダのロッキー山脈一帯で目撃されるUMA(未確認動物)で、カナダでは有名なUMAのひとつです。そのため、お土産屋さんではビッグフットのぬいぐるみをよく見かけます。

その生態の多くは謎に包まれていますが、身長は2 – 3m・体重は200 – 350kgで二足歩行し、歩幅は1 – 1.5m(足跡は大きなもので約47cm)との説があります。もしも出会えたらかなりラッキーですね。

北米での目撃報告の分布図

まとめ

私もカナダのバンクーバーの都心部に住んでいながら、日々野生のリスや、時にはアライグマを見かけることがあります。こちらでは普通の光景でも、日本人にしてみればとても珍しい光景で、出会うたびに写真を撮ってしまいます(笑)

カナダのお土産屋さんでは定番のムースやビーバーですらまだ実際に見たことがないので、カナダの動物に会いに行くツアーにも今後参加してみたいです。ぜひ、今回の記事をカナダ旅行の参考にしてみて下さい!

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